2006年03月26日

ジェンキンスさんの『告白』を読んで

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 山口は寒いせいか、桜の開花も近隣より遅い。やっと昨日維新公園で400本ある桜の木の中で一つだけ開花した桜を見つけた。今朝の散歩で2本見つけた。ぼちぼち咲き始め2〜3日うちには1分咲2分咲となるでしょう。来週末がちょうど見ごろですね。桜桜桜
 しかしながら、維新公園では毎年、お花見をしていますが、今年は工事中です。大型ダンプが出入りして、ミルの散歩も音がうるさいし、危ないです。せっかくなら桜シーズンが終わってからが良かったのに。
 それに、樹木が伐採されていました。桜の木も1部なくなっていました。木の切り株が残っています。
 どうして??もうやだ〜(悲しい顔)
 朝、散歩していて、
木のにおいがするんです。
木の悲しそうな声が聞こえるような。
木の精が漂ってるような。

四葉
 相変わらずミルっぺは ”春眠暁を覚えず”かわいい


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 本北朝鮮拉致被害者、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんの手記本。
内容は韓国駐留の米軍兵だった彼が北朝鮮へ渡った理由、曽我ひとみさんとの運命の出会い、拉致の実態と他の被害者の消息、等々…。
 図書館予約の順番待ちでやっと回ってきた。読み進むうちに、夢中になってきた。彼の脱走兵となってしまった経緯や、北朝鮮での酷い虐待や飢えなど、耐えがたい生活、拷問などを読んで、今のジェンキンスさんがあるのが不思議なくらいでした。そして、妻ひとみさんとの出会いなんかも赤裸々に手記してありました。北朝鮮の思惑だろうとは理解できるものの、二人には、それ以上の絆ができ、結婚したのだとわかり、涙涙の中でも優しいジェンキンスさんの性格が垣間見られました。二人の間に第1子男の子が産まれていた事実もこの本で知りました。
その後の拉致被害者が日本へ戻ってくるあたりからの内容は、ノンフィクションであるだけに、現実におこった報道なんかと照らしあわせつつ、事情がわかってきました。日本に戻ってきた5人のうち、曽我さんの暗い顔は印象的でしたが、20数年の月日の重さは大きかったのだと。
ジェンキンスさんはインドネシアの再会まで、日本への帰還は半々だったようだ。どちらかというと、小泉首相に反感を持っていた。長女の美花さんは、ずっと北朝鮮の教育を真に受け、信じてなかった。それをジェンキンスさんは気に病み、美花さんには内緒で、次女ブリンダさんとは日本に行くことを早いうちに決心していたようだ。そんな美花さんも、お小遣いをたくさん貰って、買い物をするシーンで、すっかり溶け込んでしまったのには、苦笑してしまう。
その他、貴重な証言もありました。
横田めぐみさんとひとみさんの友好関係や、目撃情報。めぐみさんのバッグをもらっていたこと、残念なことに、これは、ジェンキンスさんが持ち出そうと考えていたのですが、チャンスがなく、日本に持ってこれなかったのは仕方なかった。もし、横田さん家族に手渡されたらどんなに良かったか・・
石岡亨さんと有本恵子さん夫婦の目撃情報もあった。
北朝鮮の緊迫した状況は、もう限界ではないのだろうか?
金正日の死イコール北朝鮮の崩壊は目に見えてるのではないだろうか?
北朝鮮の幹部の中でも、ジェンキンスさんに「家族はいいものだ」などと言い、北朝鮮に戻る前提の話であるにも係わらず、そういう発言をする幹部がいるということは、北朝鮮のなかにも、微かな望みがあるように見えた。
オリンピックがあったりと、海外との接点がでてきて、北朝鮮国民もわが国の異常さに気付き始めたのではないかと思いつつある・・・??どうでしょう?


日本政府も一日も早く、残された拉致被害者の救出に全力を尽くして欲しいと願う。
ニックネーム shizu at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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